

新年度になってまだ2ヶ月足らずですが、既に内定を頂いた4年生がとても多く、現在の就職活動早期化現象を反映しています。更に人手不足を反映して学生にとっては売り手市場となっている為、複数の内定を頂いていても尚就職活動を継続し、より“納得した”最終決定が出来るように・・・と粘り強く頑張っている学生も多くいます。
そこでたくさんの学生に“就職活動のリアル”を聞く中で、最終ステージとなる【面接】の場面で、『逆質問』に費やされる時間とエネルギーが相互にボリュームアップしていることを知りました。面接官から最後に聞かれる「何か質問はありませんか?」・・・の問いに、何か1つ2つ質問を用意しておかなければ、熱意や意欲が疑われるため準備しておこう・・・という説明が少し前までされていましたが、今は10個程考えている様子。
面接官が『逆質問』するのは、学生の“本気度”(どれだけ自社について調べ、検討し、実際に働くことを想像しながら応募してきたか!)を推し量る目的があってのこと。そして学生にとっては、より実際に近い応募先の“リアル”を知りたい!という思いがある筈!
面接は「フィフティーフィフティ」とは言うものの、どうしても【面接官>応募者】の印象がありますが、入社後のミスマッチを最小限にし、早期離職を防ぐ為にも、やはり大切なのは学生と会社の価値観を共有する『対話』にある!・・・と、『逆質問』の進化(深化)から窺うことができました。